na2kox's diary

熱しやすく冷めやすい人間の生産性のないくだらない日々を綴る備忘録です。

恋の門

最高にばかばかしい内容なんだけど、いやー最高に面白かった。濃すぎる。
久々に腹が痛くなる程笑った。クドカン系好きな人は多分面白のではないか。いや、それより突き抜けていてシュールで下ネタありありだが。逆に若干頭悪いとさえ思う位だけども。
しかし私はかなり好きだ。副音声verでも見て、合計3回見たからね、間をあけずに。

呟くように言った「有機野菜を作っていたよ」という恋乃のセリフが忘れられない。最高のタイミングで最高にどうでもいいセリフで最高な声の発し方だった。
笑い死ぬかと思った。このセリフというか脚本を作る松尾さんも凄いが、やはり若菜ちゃんのコメディセンスはたまらなく好きだ。顔も好きだ。全体的に可愛すぎて悶える。

若菜ちゃんのコメディセンスの抜群さはおいといて、松田龍平にびっくりした。
コメディいけるじゃん!!というかむしろコメディじゃん君!かたーい表情でシュール過ぎるセリフを吐き、セリフの間が抜群だった。いやぁ本当によかった、龍平君。かなり面白い。
一時期松田龍平にはまっていた私としましては、見くびっていてすみませんでしたという気持ちでいっぱいです。独特な雰囲気があって、ほのかな色気が漂う所はやっぱりお父さん譲りだね。

という訳で、若菜ちゃんと龍平くんのコンビがこれまたよかった・・・!
「石が好き」「石が好きな君が好き」「あはははは...」「うふふふ...」と石ぶつけ合って淡々と河原で遊んでるシーンとか・・・。シュールすぎて高度な笑いと化し、腹痛い程笑い疲れた。そこに輪をかけて、副音声でこのコンビ「このシーン楽しかったよねー」「テンション高かったよねー」と至って普通に会話してるのがまた。バカ!仲良さげで可愛くてバカァ!

キャストもかなり豪華。松尾監督ならではの人脈の繋がりで脇が固まってます。
市川染五郎なんてほんのちょっとだしね。かなり美味しいけど。
そういえば、小日向さんの先取りハードゲイ姿が見れますよ。殺す気か。
その他、忌野清志郎サンボマスターに三池監督に。小島聖さんもいい味出してた。
しりあがり寿庵野秀明安野モヨコ等々マンガ家さんも多数ちょこちょこ出演。

あ、田辺誠一片桐はいりのハイキングカップルのシーンはかなり必見。
「山なのか!キミなのか!」 ぶ っ  は!
この映画の一番の見所といっても過言ではない。目からなんか出る程笑った。