na2kox's diary

熱しやすく冷めやすい人間の生産性のないくだらない日々を綴る備忘録です。

第47回「再会」

なんだか・・・・もう終わりなんですね。
これからは辛い話が続きます。史実を知っているだけに切ない。

とりあえず、それは忘れて。
洋装土方きたーーーーーーーーーー!!!!!
渋谷に土方さんが降りてキタアルヨ・・・・。ガクガク。
土方さん見てるかな見てたらなんて言うでしょう。もっとかっこよかったとか言いかねない。ぶっはっは。
はじめの登場シーンが、脚からだんだんと顔へってカメラアングルであんたどこぞのお姫様の初登場シーンなのと思えてならなかった。
さすがはNHK、柄にもなく必死でメディアへの露出を阻止していただけあります。
「俺は形から入るんだ」云々の台詞は良かったです。正にそんな感じだ。
つうかかっこよすぎる。お美しい。
ひたすらかっこつけてるのが、かっこよくて仕方なかった。山本さん最高であります。いい仕事してます。
正直・・・アップにすんなー!!アップにしないでけろ!準備がぁまだ準備がぁ。

あれは出してたんですか、あれを。出してたんだろうな、近藤さんの顔の様子だと。
お美しい(間違ったコメント)

「あんな哀しい目をした男、初めて見た」
勝先生が近藤さんに。未だかつてこんな風にかかれた勝海舟は見たことがございません。
よかったですよ、実にリアルです。
正直あの頃の新選組はこう扱われても、というか時代の流れにのっていない集団でしょうから、あとは崩れる場所を与えるのみといった感じでしょうか。
まぁそれも今だから言えることですが。

近藤さんの「俺の本音を聞いてくれるか」の言葉の後
「いや、聞かん。かっちゃんは思うようにすればいい。俺はかっちゃんについてくだけだ」の土方さんの言葉は三谷さん、たくさんの新選組小説よんでんだろうな、とふと思った。
土方さんは、近藤さんの本音は聞きたくないでしょうね、死なんて言葉近藤さんの口から聞きたくないでしょう、怖いでしょうよ。

「偉そうに血なんか吐いちゃってバカみたい」はもの凄い名ぜりふですね、みつさん。
この台詞最高に泣けました。みつさんならではだ・・・。みつさんは強い。

「その羽織着た奴に嘘はつかん」とかさぁ、最高にぐっとくる台詞ですな。
土方さん、男前です。いやお美しいです(今週はさぁ・・・)

容保様はなんでこんなに可愛いんですか。守ってあげたくなるタイプですね。
そりゃ近藤さんも必死になるって話だ。
「......やりおったな」ってよかったですね。その後の大口開けてる島田がまた可愛いです。この大河犬ばっかりですか。

おのぶ姉さんに「歳三、な〜にその格好〜」とか言われちゃう歳さん。
「フランス人みたいだろ」とか、もう勘弁してケロ心臓に悪いケロ可愛いケロ。

彦五郎「見合いしたお琴さんていたろ?」
歳三「・・・うん(なんか小声)」
彦五郎「夫婦になる気もないのに手ぇだした」
歳三「(ビク・・・局長伺う)」つうかなんで窺うのかどうか!(笑)
彦五郎「お嫁にいっちゃったぞ?」
意外にびっくりしてる歳さん。
彦五郎「あーちょっと残念だろ?(ニヤニヤ)」
歳三「べ・・別に!・・・どうでもいい」
この言い方がなんとも流石山本というか。最高だと思ったんだけど。
ふと思ったのが、嫁に行ったことに意外とおどろいてるじゃないですか歳さん。
この大河ではお琴さんのこと結構好きだったって設定なのでしょうか。
ただ単に昔の女が嫁に行っててあら残念って驚き?
もし好きだったとして、今までの行動がどうも本当に好きだったように感じられないんですけど(笑)もの凄い欲望のハケ口としか。お琴さんに魅力も感じられない(言った)

で、夜ばい行くわけですけど(笑)この辺の気持ちとしてさ。
これは土方ファンとしては少々納得いかないわけですけどさ、山本ファンとしてはありだ(笑)
あんな演技の微妙なお琴さんに(それは関係ないが)「お帰りなさい!」とか言われてのこのこ帰るのは土方的にはどうか。あの後のシーンの近藤さんに弱音を吐くシーンにつながってのことだとは思いますけど。むしろ押し倒した方が土方さんだった(いやそれもやだが)なんかここは悔いが残る。これはあれでしょお琴さん土方さんのことまだちょっと好きなんでしょ、彼女の演技がわかりにくいんだけどさ(笑)

永倉さん、左之助との別れ。
史実で知っているわけで、どういう流れでそうなるのかな、と思ってみたんですが。
「勝手に隊を離れれば切腹だ!」って近藤さんの台詞。
つい口から出てしまったんでしょうけど、これは言っちゃいけなかったね。
この大河の近藤さんは、どうしてもずっと変わらない感じだから、いい意味でも悪い意味でも「いい人」というか。
ちょっとこの台詞とか「これは命令だ!」とかの台詞が突拍子もなく聞こえるんですよね。いきなりに感じるのですよ。
「まだそんなこと言ってるのか!」って永倉さんの台詞は全国の視聴者の代表として言ってくれたようなもんだ(笑)

容保公との約束を、託された役目を果たすために例えこの場でどうなろうが、会津へ行くその時には加勢を引き連れて行きたい近藤さんと、
まずは生きて戦うために会津に助けを求めて戦うべきだと主張する永倉さん。

まさに考え方の違い。
こんな勢いでのケンカ別れ方じゃなくて、最終的な目的は同じ所にあるんだから、しっかり話し合って別れられたらよかったのにね。

「我らは、あなたの家来ではない!」
あの、これ建白書の時から、ずっと思ってることなんですけど。
永倉さんのこの考え方、そりゃ一本筋が通った真面目でまっすぐな人なんだと思います。
だけどさ、いつまでも仲良しグループでみんな平等で横並びで何ができるんだ?
仲良し試衛館のままでいたいなら、そうすりゃいいけど、命のやりとりして、仲間も手にかけてきた今の今でもそんなこといってんのが甘いよと思うのは私だけか。
一番上に立つ辛さとか全然わかってないから言える台詞だろうなと思えて仕方ない。
あの建白書騒動の時、土方さんが言い放った言葉にもの凄い共感するんですよ、私は。
まぁこれこそ考え方の違いというものか。

しかしぐっさんと山本太郎は演技がうまー。ほんと二人にぴったりだね。
太郎さんなんてもう泣けたよ。「あんたに感謝してる。そんなとこだな。...じゃあ」って。ちょっと救われた。

ここまでだけでも涙腺が緩かったと言うのに・・・・・・・・・・・・・。
オオオオオオオオオオオダギリめ・・・・・・・!またもお前かぁ!!
これ以上泣かせるでないよ。もの凄いいいとこ締めだし。洋装さえも持って行きかねない勢いで心震えました。
「・・・永倉さんは間違えてる」
新選組は終わっちゃいない。この旗がある限り新選組は終わらない。この旗が、俺を拾ってくれた。俺は一生かけてこの旗を守る。たとえ一人になっても。局長ー!!俺がいる限り、新選組は終わらない!!!」
もうこの絶叫の間、震えました。
ああ、この1年新選組見てきてよかったなと思った。
もう新選組は堕ちるだけだとしても、この言葉が聞けただけで、まだ新選組の旗を翻す事が出来る力がよみがえっただけでも、よかった。この不器用でまっすぐさがやっぱり好きだよ、もう何十年も。

しかしあの絶叫の後の我にかえった視線が彷徨う斉藤さんにちょっと笑った。
ふと我にかえったようなあの顔が(笑)