na2kox's diary

熱しやすく冷めやすい人間の生産性のないくだらない日々を綴る備忘録です。

東京島

東京島 (新潮文庫)

東京島 (新潮文庫)

福士誠治くんの次回作ってことで通勤時2日で読破。
思ったよりラストはふーんって感じだったかな。物語自体も設定は面白いのに終始もたついてるというかスピード感がないというか。実際あったお話をベースにしているらしいけど、せっかく小説にするんだからもっと盛り上がりが欲しかった気もする。桐野夏生の小説ってもっと小気味よくなかったか?

映画版で福士くんが演じるのはGM役。役柄としては記憶喪失前と記憶が戻った後と性格も佇まいも言動も変わってくるので役者としては演じがいがあるのでは。結構メインどころなので映画は楽しみにしてます。