体育館ベイビー
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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/10/31
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同日公開の「同級生」と世界観がリンクされた同映画。同じ原作者&スタッフ&キャストで中村優一W主演。こちらは男同士の恋?友情?を描いた映画。
というわけで、初日舞台挨拶に行って参りましたよ。
ちゃんなかがしっかりしててびっくりしてもうた\(^o^)/
主演だからしっかりしないと!ってのが全面に現れておりましたよー!時々興奮してマイク音割れするぐらいの声出してたけど。落ち着けwwww
いつもどうり、表情豊かで、まったく飾らず、可愛らしいちゃんなかでした。
映画自体は、想像以上に良かった。色合いとか空気感が好み。多分この監督の作品、個人的に過去を辿っても好きな気がする。あの年代ならではの甘酸っぱい感じが出ててよかった。男同士ってとこも、ゆるーい感じで、友情ちょっと上位なもんです。狙ってないだろうけど、笑えるとこもありで。
ちゃんなか演じる潤のダッフルコートにきゅんきゅんしました。参ったぜ。
とりあえず、まだ公開中なのでネタ感想は隠しで(アホなことしか書いてない、が長い)
(1)「潤は水底の月なんだ」 まさかのポエム。
(2)「潤がこないならインターハイには出ない」 電波。
(3)「信じてたよ、潤」 電波。
(4)「心で繋がっていれば、言葉はいらない」 電波。
(5)「潤と俺はヨリを戻したんだ」 電波的勘違い。
(6)「潤の部屋はどこですか」 電波。
まぁこれ全部村井の台詞なんですけども。(ウロ覚えありつつ)
あまりの突然の村井の猛烈アタックぶりに電波さえ感じ、ツボにはまって頭から離れない\(^o^)/
村井と潤は競泳部のライバル的存在。インターハイをかけた予選で潤は村井に負けてしまう。
負けた上に潤は、病気も発覚し、自暴自棄一歩手前。なんだかんだ潤は、結構早く気持ちを切り替えて大学進学に向けて(父親とのいざこざがあったからとしても)幼馴染の加藤と勉強に励むわけです。
一方、村井は潤に勝った事によって、自分の気持ちに改めて気付き、潤に急激な猛アタックをかけるわけです。そのやり方が、いちいち電波的。若いってこともあって周りが見えていないんだろうが、恐ろしいまでの積極性に見てるこちらは、うぇぇぇwwwwうぇwwwってなるわけですけど、潤は意外とスルーっていう温度差がwwwww しかしその温度差が良い意味で面白さを生んだとも言える。
まず、(4)の台詞前か後に「俺は潤以外いらない」云々の熱い言葉を潤に投げるんですけど、潤の反応はとても薄い。ヌルー。とんだエアー。それどころじゃないのか、そもそもよく状況を理解していないのか、事態を軽く見ているのか、ただちゃんなかの演技の問題なのか否か。多分、2番目か3番目なんだろうなぁ。
キスされた後に加藤に「男同士の恋愛ってどう思う?」って聞いているところから考えると。
ここの加藤との会話が面白かった。リアルで。
「誰にも言うなよ?・・・昨日キスされた」
「誰に?」
「誰にも言うなよ?・・・村井」
「・・・・・・・で、どこまでやったの?」
「キスだけだよ!」
「どうだった?」
「誰にも言うなよ?」
誰にも言うなよいいすぎwwwwwwwwwww
しかも加藤何が聞きたい\(^o^)/
村井に関してまだ言わせて貰うと、特に印象的だったのは(6)なわけで。
潤の父親でもあるいっけいに「相談したいことがあるから家に行っていいですか」と下心みえみえの誘いで、家にまんまと潜入し、入った瞬間に「潤の部屋はどこですか」。
ちょwwwww おまwwwwwwwwww と会場の人間全てが一致団結したであろう名シーン。
ちなみに、「潤と俺はヨリを戻したんだ」の、ちょwwwwwwww え? いつ付き合ってた?という総ツッコミバージョン名シーンも欠かす事はできないわけだが。
話戻って、その後も勝手に潤の部屋に突入し、写真立てをまんまと盗み出し、親父に発見され、潤の部屋で潤のベッドでマッサージしてくれませんかというアッーーー!な展開。←間違いですwwwww
え なんぞ?なんで?という電波ぶりを次々と披露。終盤まで電波ぶりは依然留まる事をしらない。
結果、
潤に「どうして俺を苦しめるんだ!」「もう怒った!知るか!」と全否定をうける村井でした\(^o^)/
めでたしめでたし。
と長々とネタ感想でサーセン。どうしても吐き出さずにはいられなかった。
ここまで言っておいてなんだが、村井の電波ぶりも、青春時代のだた恋にひたすらに一生懸命だった1ページさ・・・と言われたら、広い心で受け入れられる範囲内かと思います。た 多分。
映像の色合いも綺麗だったし、なんともいえない艶っぽい全体の雰囲気がとても好みで、個人的には好きな映画です。ラストも青春の甘酸っぱさが全面に出された展開で可愛らしかった。こういったテーマでのありがちな鬱展開にもならず良かったのでは。
脚本の多少の粗さは、ケータイ小説と同じレベルの原案からみて目をつぶれる程度ですし、それが逆に演技経験の少ないフレッシュな若手俳優が演じたことによって緩和された気もします。
ちゃんなかも可愛くて綺麗で、一生懸命で、意外と心情の動く演技がしっかり出来る子なんだなぁと感動してしまった。時々棒読みというか、舞台向きな演技で、ドキドキはしたけど。とにかく素直で一生懸命で吸収して伸びる子と評判な彼ですから、もっと経験を積んで、これからも楽しみな役者さんになってほしいですね。