永遠に太陽は求めない 二人の夜が本物ならば

幻夜

東野作品にしてはまぁまぁな位置。いや東野さんはレベル高いからねん。
白夜行読後から相当な時間が経っていたので、最後の最後まで大きな伏線に気づかなかった。
というよりは簡単に言えばいつものとうり、鈍いと。自分でもわかってるのん。

ネタバレしませんが、「幻夜」を読むなら絶対に「白夜行」から読むことをお薦めする。
そうすると「幻夜」を読んで更に深く楽しめる。
正直言えば「幻夜」だけ読んだらそれ程衝撃をうけることなくただ素通りしてしまうだろうから。
それは本当に勿体無い。
「白夜行」のあの読後感の高揚した震えを感じずに、通り過ぎるのはそれは本当に惜しいと私は思いますんでね。