"香寿たつきVS鈴木綜馬"ミュージカルサロン

東京會舘まで行って参りました。いやいやこんな所に行くのは初めてで。
しかも一人だから緊張しましたが、行ってよかったー！
エレベーターに乗った時点で、お客様層がわかり物凄い場違い感を味わった訳で。年齢層高い･･･！マダムにおじ様に。

会場が相当広かったのでびっくりしました。結構前のテーブルでした。
お隣の方も一人で参加されていて、年が近かったので安心していたり。
四季時代からのファンという事でいろいろお話伺えて嬉しかったです。友達が芳雄君のファンで綜馬さんの魅力を解ってくれないとおっしゃっていて、そうなんですよ！この魅力を！とか熱くなったり（笑）髪切ってるといいですよね〜と話していて「夜のボート」を歌いながら登場した際に「切ってる！」と二人で喜び合ったり（笑）

綜馬さん、香寿さんと相当天然らしく、話があちこちに飛ぶのが面白かったですが、歌ではバッチリ聞かせてくれて相当おいしいトークショーでした。お料理も美味しかったし。
何より二人とも笑顔がとっても素敵。楽しそうでこっちが幸せでした〜。

簡易感想としては「香寿たつきVS鈴木綜馬」とのタイトルですが、もはや「香寿たつき＝鈴木綜馬」でいいんじゃねぇかと思う感じのトークでした（笑）

長くなりますが、感想を。

★歌の感想。

■エリザベートより"夜のボート"（鈴木綜馬・香寿たつき）
昼の部だけかもしれないのですが、舞台向かって右が綜馬ファン席、左が香寿ファン席になっていたと思われまして、それぞれそちら側の客席後ろから登場。

「夜のボート」を一曲目から登場で使うとは！思わず動揺した。
ちょうど"♪人生のゴールは寄り添いたい"あたりの時に私が座っていたテーブル付近に綜馬さんが･･･！陛下･･･！やばいって･･･！涙出そうになった。
相変わらず目力が凄い。鼻たかー！！ダンディ。だけどラフすぎやしないか服（笑）
二人の「夜のボート」すっごくよかったです。一路さんとまた違った感じで。
私は香寿さんとの方がよかったかも･･･。いや一路シシィも素晴らしいのよ！でも「夜のボート」に限っては香寿さんとの歌声が素敵かも。生で"愛してる"も凄く響いた。衝撃が。

■ニューヨーク・ニューヨーク（香寿たつき）
とっても楽しそうに歌ってました。この歌って難しいのかな。どの人が歌ってるのを聞いても旨いとあまり思えない歌。難しいのでしょうな。
歌いながら客席を廻られてまして、すぐ横に香寿さんが来て、ものすっごいいい匂いがして興奮した（興奮すな）肌白くって綺麗ー！

歌後に「こういうはじけた歌が歌いたい、ガラコンの時も宝塚の方が歌ってらして、好きなナンバーなのにと悔しかった。自分だけ♪スタ〜とか暗くて〜」と綜馬さん。ジャベールの歌ですからして！！（笑）雰囲気のある歌ばかりなのは歌声でハマるから仕方ないような。でもアップテンポの歌もいいのにね。

■キャバレー（鈴木綜馬）
客席と絡んだり東京會舘の宣伝をしたりと後半は替え歌で楽しそうに歌い上げてました。空席を発見し「風邪かな〜？夏風邪？」と（笑）高音も難なく出ていて昼間なのに凄い。

■宮廷詩人（鈴木綜馬）
まさかここで聞けるとは思わなかった。この歌大好き。
情景が頭に広がるんですよね。歌詞を覚えているので、綜馬さんが間違えないかとチェックしていましたが（やな客）間違えませんでした（笑）
私の左斜め前のばっちりスーツを着こなしたおじ様が、歌後にいち早く反応して、立ち上がらんばかりに拍手を送っていたのがとても印象的でした。名曲です。

１０月からＷＯＷＯＷで放送される「地球見聞録」のテーマソングになりますと紹介。ナレーションも担当するので楽しみと。香寿さんに凄いと言われ得意げなポーズしてましたよ。

■モーツァルトより"星から降る金"（香寿たつき）
高音が綺麗に伸びてとても素敵だった。ほんとに綺麗でお上手でうっとりした。
香寿さんのこの歌をまた聴きたいので、ぜひもう一度見に行きたい。

綜馬さんが「ブラボー！」と声をかけ、しきりに凄いと言っていたけど、本当によかった。
そういえば、香寿さんがこの歌を「星金、星金」と言っていてなんの歌だかわかんなかったって言ってましたよ。星金･･･！
で、今後の予定のお話も。「エリザベートでぴしっとした僕をお見せします」と綜馬さん。確かに･･･（笑）
あと１１月あたりにライブをやろうかと企画中と。やったー！！
ＣＤは？との客席の問いに、「晩秋に･･･？」と当たり障りのない返事。できればマキシでなくアルバムでお願いします･･･！

■もう恋などしない（鈴木綜馬・香寿たつき）
香寿さんのソロからすごく素敵に進んでたのに、綜馬さんがソロの途中でいきなり「ごめん！」と大声で叫んだので、何が起こったかと客席が逆に驚きまして。
綜馬さん１フレーズ全部、歌詞がふっ飛んだらしい（笑）
香寿さんを舞台上に置き去りにして、舞台袖に引っ込み「歌詞を」と歌詞を探している様子（笑）なかったようで、ピアニストの方に歌詞を見せてもらって、何度も頭に叩き込みながら、なんとか２回目は成功。「もう１回お願いします･･･！」と綜馬さんがお願いして、２回目の前伴奏の時に、綜馬さんマイクに拾ってなかったけど、ずっと笑ってた（笑）で、自分のソロ入る前に突如表情が変化して、さすがプロと変な所で感心した（笑）

かわいーなーこのコンビー。なんかいいなー。舞台やらないかなー。
デュエットで、ラブラブな感じの楽しい雰囲気の歌も聴きたかったなー。

帰る時、客席を通ってお二人が帰られたんですが、すぐ横を通った時に「だめだおれ･･･」って綜馬さん小声で笑って言ってました（笑）

★覚えてる限りトークのお話（順不同）

・昼のトークショーだからラフな感じでと香寿さんが言っていたのに、結構凄いピンクドレス（綜馬さん曰く人魚姫）で綜馬さんは黒のＴシャツに黒のジャケットで白のパンツとラフな装いで恥ずかしいと。確かにラフー。夜と衣装やっぱり違ったみたいですね。

・ガラコンハプニング話。綜馬さんはあまりにも役に入り込みすぎて、手にキスだけじゃたりなくなり思わず口にしようとしたら、香寿さん寸前で避け（切な！）半チューしてしまったと。ほっぺかと思ってたらやってたらしい。困った大人だよ（笑）
その日香寿さんの身内の方が来ていたらしく、お母様は「よかったわねー女に見られて」と大笑いしていたらしいのですが、お父様は無言だったらしい。やっちゃったー！「ごめんなさい」とひたすらあやまってましたよ。しょーもない（笑）
その２月以来の再開で、あれがきっかけでこういった催しができて素敵ねー、と。

・Ｙさん話多数。なぜか伏せ字で喋ってるのでそのままいきますが（笑）
「美女と野獣」の舞台用お面を作りに行った飛行機の中で、その当時ちょうど「ハムレット」をやっていてフェンシングの稽古がいきずまっていたらしく、指でフェンシングごっこをひたすらＹさんと二人でやっていたら（よーしとかえい！とかやったなーとか言いながらやってた様子）スチュワーデスさんに「それ日本ではやってるの」と呆れられた。
モーツァルトの話になり、Ｙさんにしかできない役だと香寿さんが褒め倒していたら、「同じ事務所だからって褒めなくてもいいですよ」と言い放つ綜馬さん。
綜馬さんの口から聞くＹさん話が凄く面白いので好きになってきます（笑）

・ロンドンでオカマのママのいるピアノバーによく言ってた話。ワンとかニューヨークニューヨークをみんなで肩組んで歌ってた。香寿さんが「それは男の人だから行けるんですよ。女の子一人では危ない」ような事を連呼してたら「それは一緒に行って欲しいってこと？」またでたー！こら既婚者。

・ロンドンではスリ等、全ての事に注意して、地図を見る時もトイレで見るとの香寿さんに、「Ａ型？」と。Ｂ型らしい。香寿さんＢ型なのね〜♪

・物凄くイギリス訛りの英語な為、ディズニーランドの記念イベントの時にお前の英語はおかしいと言われたとの事。「いかがわしい地域にいたわけじゃないんですよ！」って言ってましたが「いかがわしい地域」って（笑）

・「綺麗なのになんでこんなにおかしいんだろ」「ダンディ（又は甘いマスク）なのにおかしい」とひたすら切り返しあってた。二人とも否定しない人種（笑）

・香寿さんは四季の「コーラスライン」がはじめてみたミュージカルらしい。「それ自分がやってた時じゃないよね？」と怯えてる綜馬さん。

・「ウエストサイド」を公演中に、カキを食べに行ったら、カキにあたったらしく翌日４０度の熱が出てフラフラになりながらトニーをやったお話。

・綜馬さんは勉強も何もしたことなくただニコニコ笑ってたら四季に受かったらしい。
そのニコニコしている様子が目に浮かびます（笑）

・宝塚は入団して１年間笑えないらしい。井上芳雄くんの妹さんが宝塚に入団したらしく、綜馬さんの楽屋に来た際に無表情の妹さんが「私笑えないんです」「そうか〜おじさんいいこと聞いちゃったなぁ〜」とニヤニヤ。おじさんはやめないさいと言われ、芳雄君にも「もーう綜馬さん」と言われたらしい。おじさん･･･。

・「コーラスライン」で踊れない組にＹさん、保坂さん、野村さんと声はまぁ出るかなメンバーがいて、体が硬いから両手両足を引っ張られて伸ばされた。ちょうど浅利さんが通られたから「助けて〜」と助けを求めたら「もっとやりなさい」といわれたと。
綜馬さんと浅利さんの関係がひたすら面白い。綜馬さんのお人柄のなせる技というか。

・捨吉ネタ多し。香寿さんがお気に入りらしい。綜馬さんのイメージがフランツみたいな感じだから「風結」を見てびっくりしたと。「ヘイ！」また聞けました。
そういえば、香寿さんが「あのー又吉」と捨吉を又吉と発言し、客席爆笑してましたよ。綜馬さんも「又吉･･･」と絶句してた。いやほんとに又吉て。またきちて（しつこい）

・四季を「前の職場」といっていた（笑）最近四季にいたといえるようになったと綜馬さんが軽く流してましたが、どどどういった意味ですか。浅利許可証？

トーク時間が相当長かったですが、二人して相当天然みたいで（笑）かなり楽しかったです。トーク時間がやっぱりおしていたようで、香寿さんが気にして歌に持っいくようにふっているのに喋り続ける綜馬さん。空気よんで･･･！（笑）

危惧していた通り、物凄い長くなりましたが（ほんとにな）この辺で終了。